当日ゲストが結婚式場で不満を持たないようにする為のポイント

結婚式というのは自分が主役ではありますが、招待するお客様にも楽しんでもらうもの。出来る限り満足して帰ってもらえるように、かつ不愉快な思いを出来る限りさせないようにする必要があります。ここでは結婚式でゲストが持たないようにする為のポイントを挙げようと思います。

一つ目は演出が会場全員で楽しめる工夫がされてある事です。良くありがちなのは、自分が一番楽しかった思い出をクローズアップしすぎて特定のゲストにしかわからないような演出をしてしまう事です。一部だけが盛り上がりその他のゲストが取り残されるような演出にしてしまうと式の雰囲気自体が悪くなってしまいます。それに特定の人たちを取り上げていると、取り上げられていない人が同じ立場なのに贔屓しているのではないかと不愉快な気持ちになってしまう可能性もあります。そのような事を避けるためにも、会場全員が楽しめる演出をしましょう。身内ネタになってしまうような演出でも、全員が楽しめるよう出来るだけわかりやすく演出してもらう打ち合わせをしておくと良いですね。

二つ目はゲストにしっかりとお返しをする事です。お金がかかる結婚式ですが、自分達の為にわざわざ予定を調整してくれています。自分達の挙式にくらべてお返しが見合っていないと見られてしまうと、結婚式自体の印象も悪くなってしまいます。結婚式を済ませている人だとどのくらいの費用が掛かるかも分かっていますので、余計に悪印象です。ゲストに満足して返って貰う為にもお返しはしっかりとしておきましょう。具体的には遠方のゲストのお車代や引出物・引菓子の費用、受付、乾杯の発声をお願いした人、余興をやってくれた人、お手伝いしてくれた子供など、協力してくれた方には必ず相応のお返しを。メッセージカードを手書きで書いておくと更に喜んでもらえます。

三つ目はゲスト一人ひとりにお礼をする事です。結婚式の最中は、つつがなく進行する事で頭がいっぱいになってしまっていると思いますが、ゲストあっての結婚式。お礼をする事を蔑ろにしてしまうとゲストの印象が悪くなってしまいます。参加してもらって嬉しいという気持ちを何かの形で伝えられる配慮は必要です。歓談の時間の間に挨拶に行っても良いですし、その人のための感謝のメッセージを事前に席に置いておくなど、招待した方に感謝が伝えられる工夫をしておきましょう。

ゲストの方が配慮に欠けているなと感じてしまうと不満が残る事が多いです。無事に結婚式を終えたい気持ちも分かりますが、ゲストに不満が出ない様に事前準備する事も結婚式を成功させる準備の一つです。一生の思い出に傷をつけない為にも自分がゲストになったつもりで十分な下準備をしてゲストに不満を持たせない様にしてくださいね。