失敗は絶対にイヤ!結婚式場選びで気を付けるべき事って?

結婚式は人生で一番大きなイベントの一つです。そのため思い入れをもって結婚式を計画している方も多いことでしょう。特に式場選びは結婚式の全体の印象を左右するものですので失敗したくないところですよね。ここでは結婚式場の確認するべきところをお話したいと思います。

まずは雰囲気の確認です。結婚式場はそれぞれ演出をする事を想定した作りとなっており、式場によって装飾されているものや備品などが違います。自分が思い描いている演出がその会場の雰囲気に合っているかを確認する必要があります。自分がしたい演出が出来るかどうかも会場側の担当者に一つ一つ確認していきましょう。また、会場の雰囲気というのはカーテンがあいているか、暗めの照明、明るい照明など一つの要素でガラっと変わりますので、それぞれの雰囲気を直に感じておくとやりたい事とマッチさせる事がより出来るようになります。また会場側も自分たちの会場を選んでもらいたいためにとても豪華な雰囲気にしている事があります。必ず基本プランではどのような状態であるのかを確認しておきましょう。

次に動かせないものの確認です。動かせないものとは、柱であるとか備え付けのプロジェクターなどです。柱などを気にせずに席を配置すると、招待した方が柱が邪魔で高砂が良く見えなかったといった事が起こります。また映像の演出をする際には招待した方が見やすい位置にプロジェクターが配置されているか確認し、出来るだけ招待した方に負担が掛からないようにする配慮も必要です。

次に会場の広さの確認です。幾ら広い会場でも入る人数には限りがあります。また当日はドレスを着て歩くのである程度余裕を持ったスペースも必要です。逆に広すぎる会場でも少ない人数だと寂しい雰囲気が出てしまいますので、どれだけの招待客がいるかを事前に把握しておきましょう。式場の担当者にどれくらいの人数が適正なのかも確認するとなお安心です。またテーブルの数をチェックしておくとおおよその適正人数も予想がつきます。

最後に見落としがちですが、音響の確認です。音楽一つでその場の雰囲気が変わるのは日常生活で感じている事だと思います。音響設備やその会場でどれだけ音が響くのかを確認しておきましょう。音響設備で思った演出が出来なかったり、音が響きすぎてまともに音楽が聞こえなかったり、声が聞き取りにくかったりするとせっかく凝った演出にしても楽しめる演出にならない可能性もあります。

以上、結婚式場選びのポイントとして4つ挙げて説明しました。ここまでのポイントを確認するためには自分がどんな結婚式にするか方向性をはっきりとしておく必要があります。すでに結婚されている方からのアドバイスも聞いて、自分にあった結婚式場を選んでくださいね。

結婚式場でのカメラマン。セットにするか外部に頼むか

記念すべき結婚式でのシーンは一生の宝物。だからこそ映像や写真として残しておきたいと考える方は非常に多いです。人生の中での大イベントなので「せっかくだし腕利きのカメラマンにお願いしたい」と思っている方が大半でしょう。ここでは撮影に関する費用を見ていきたいと思います。

まずは結婚式場のカメラマンに依頼する方法です。結婚式場やホテルなどの結婚式をする会場と直接契約をしているカメラマンに依頼する方法です。この場合だと結婚式のプランのセットに入っている事が多く、自分でカメラマンを選んで外部のプロにお願いするよりもお得である事が多いです。何より会場の事を熟知しているので撮り方に関してもいろいろな相談が出来るのも良いですね。価格も15万円から20万円の間で依頼が出来ます。もちろん写真の枚数を増やすようにお願いする事で値段は上がっていきますが、予めどんな写真が欲しいかカメラマン側と打ち合わせをしておくことで無駄な出費も抑える事が出来ます。更に式場専属カメラマンだと一般のゲストが立ち入り禁止となっているスペースに入る事が出来る事が多いため、ベストな位置で写真を撮る事が唯一可能です。ただでさえ結婚式の準備は忙しいのに会場側で用意してくれているのは助かりますよね。

次に外部のカメラマンに依頼する方法です。外部のカメラマンとは会場とは全く関係ないプロのカメラマンの事です。自分で満足のいく腕を持っているカメラマンに写真撮影をお願いします。一生の思い出を最高の腕を持ったカメラマンにお願いしたいとこだわりを持っている方におすすめです。会場の専属カメラマンだと自分が満足できる技術を持っているかどうか確認する事が困難で有る為、写真が出来上がった時に「こんなんじゃなかったのに…。」と落胆する事も無く、当日は安心して任せられるのもメリットです。ただし、会場側が外部のカメラマンの撮影を許可してない場合があるため、会場側に外部のカメラマンを依頼したい旨を相談する必要があります。価格は15万円前後ですが、結婚式のセット価格にした方が安く済む場合が多いです。最近はインターネットでカメラマンを探す事が出来る為、安さを重視するなら10万円以下で依頼する事も可能です。なお、会場によっては外部のカメラマンや一般のゲストが立ち入り禁止のスペースを設けている事が有る為、カメラマンの技量が十分であっても物理的にベストショットが撮れない場合があり、自分達の希望通りの写真とならない事があります。一手間となってしまいますが、カメラマンに自分達の希望を伝え、会場の担当者、カメラマン、自分たちでの打合せの場を設けた方が失敗が無くて安心できます。

最後に友人に依頼する方法です。友人に頼むと費用がほとんど掛からなくなるのがメリットです。遠慮なく希望を伝える事ができるのも強みですね。お礼の相場というものは有りませんが、当日は一日中写真を撮ってくれているので大変な労力を使ってくれます。その労力に見合ったお礼をする事は今後の付き合いを考えても大事でしょう。なおその友人がプロのカメラマンだと一番安心できますね。写真として残しておくのに全く関心が無い方は節約するためにも身内に頼んで撮ってもらう方法を取るのも良いでしょう。友人も好意でやってくれるので、あれこれ勝手に希望を伝えるのは相手側に負担が掛かりすぎる事になるというのは頭に入れておく必要があります。

以上、3つの方法がありましたが、ご自分のスタイルに合ったカメラマンに依頼して満足するものにしてくださいね。

当日ゲストが結婚式場で不満を持たないようにする為のポイント

結婚式というのは自分が主役ではありますが、招待するお客様にも楽しんでもらうもの。出来る限り満足して帰ってもらえるように、かつ不愉快な思いを出来る限りさせないようにする必要があります。ここでは結婚式でゲストが持たないようにする為のポイントを挙げようと思います。

一つ目は演出が会場全員で楽しめる工夫がされてある事です。良くありがちなのは、自分が一番楽しかった思い出をクローズアップしすぎて特定のゲストにしかわからないような演出をしてしまう事です。一部だけが盛り上がりその他のゲストが取り残されるような演出にしてしまうと式の雰囲気自体が悪くなってしまいます。それに特定の人たちを取り上げていると、取り上げられていない人が同じ立場なのに贔屓しているのではないかと不愉快な気持ちになってしまう可能性もあります。そのような事を避けるためにも、会場全員が楽しめる演出をしましょう。身内ネタになってしまうような演出でも、全員が楽しめるよう出来るだけわかりやすく演出してもらう打ち合わせをしておくと良いですね。

二つ目はゲストにしっかりとお返しをする事です。お金がかかる結婚式ですが、自分達の為にわざわざ予定を調整してくれています。自分達の挙式にくらべてお返しが見合っていないと見られてしまうと、結婚式自体の印象も悪くなってしまいます。結婚式を済ませている人だとどのくらいの費用が掛かるかも分かっていますので、余計に悪印象です。ゲストに満足して返って貰う為にもお返しはしっかりとしておきましょう。具体的には遠方のゲストのお車代や引出物・引菓子の費用、受付、乾杯の発声をお願いした人、余興をやってくれた人、お手伝いしてくれた子供など、協力してくれた方には必ず相応のお返しを。メッセージカードを手書きで書いておくと更に喜んでもらえます。

三つ目はゲスト一人ひとりにお礼をする事です。結婚式の最中は、つつがなく進行する事で頭がいっぱいになってしまっていると思いますが、ゲストあっての結婚式。お礼をする事を蔑ろにしてしまうとゲストの印象が悪くなってしまいます。参加してもらって嬉しいという気持ちを何かの形で伝えられる配慮は必要です。歓談の時間の間に挨拶に行っても良いですし、その人のための感謝のメッセージを事前に席に置いておくなど、招待した方に感謝が伝えられる工夫をしておきましょう。

ゲストの方が配慮に欠けているなと感じてしまうと不満が残る事が多いです。無事に結婚式を終えたい気持ちも分かりますが、ゲストに不満が出ない様に事前準備する事も結婚式を成功させる準備の一つです。一生の思い出に傷をつけない為にも自分がゲストになったつもりで十分な下準備をしてゲストに不満を持たせない様にしてくださいね。

結婚式場の費用ってどのくらいなの?

人生で自分が主役になれる結婚式。どうせなら知人・友人から盛大に祝ってもらいたいもの。でも結婚式を挙げる費用というのが気になるところですよね。結婚式にはお金が掛かるというイメージが持たれていますが、実際結婚式でどのくらいの費用が掛かるのか見ていこうとおもいます。

まず、一つ目に挙式そのものの費用ですね。おおよそ25万円前後かかると言われていますが、挙式のスタイルや演出内容次第で金額が変化します。どのくらい変化するかは式場の担当者に確認するとそれぞれの演出がいくら掛かるか教えて貰えます。

二つ目に料理や飲み物の費用です。招待する人数によって大きく変わってくる部分です。一人当たりの相場は2万円前後。人数が多ければ多いほどその費用が掛かります。料理はフルコースがコストパフォーマンス良くお得である場合が多いです。フレンチのフルコースが人気ですね。

三つ目はスナップ写真の費用です。およそ20万円前後。デジタル撮影され、アルバムの製本とCDのセットで貰うパターンが一般的。写真の枚数は200枚から500枚まで幅があります。

四つ目はビデオ・DVDの費用です。編集の内容次第で料金が変化します。一般的には18万円程度します。挙式中はプロのカメラマン以外は撮影禁止の場合がありますので、会場に確認しておく必要があります。

五つ目は引出物・引菓子の費用です。招待した人の年齢やおおよその祝儀の額などによって引出物・引菓子の内容を分けるのが一般的です。引出物は一人当たり5000円前後、引菓子は一人当たり1000円前後、2つ合わせての総額は6500円程度にしておくのが無難であると言われています。

六つ目は衣装の費用です。新郎は1着、新婦は2着の衣装を用意するのが一般的で、新婦のウェディングドレスは25万円程度、2着目のカラードレスは22万円程度とするのが一般的です。新婦については16万円前後。2着用意するパターンもありますが、その場合はさらに16万円前後の費用が掛かります。

七つ目は別撮りのスタジオ撮影の費用です。新郎新婦のツーショット写真や、親類との集合写真の撮影料です。15万円程度かかります。焼き増しする場合にはそれにプラスして費用が必要となる事が多いので確認しておくと良いでしょう。

八つ目は装花です。花材や量で料金が変化します。結婚式の基本プランに含まれているのは卓上花のみとなっている場合が多いです。18万円前後掛かると言われています。

70人招待したとして、おおよその金額を出すと297.5万円かかります。その他、結婚式場でのオプション等を含めて考えると350万円程度の費用を用意しておくと安心できるのではないでしょうか?

結婚式場での座席の配置ってどうするのが一般的なの?

結婚式には自分の親類はもちろん、同僚や友人など沢山の人を招待してお祝いしてもらいます。その際に出席してもらう方々の座席を決めたものを「席次表」と呼びます。皆さんも普段の生活において、上座・下座を意識して目上の方や来客の対応などをされておられると思いますが、結婚式における席次表にも上座・下座などの席順があります。特に職場関係の方を招待にする時には、失礼に当たる事が無いように気を付けて席順を決めることが大事です。

職場の方の席を決める際に最も気に留めておかないといけない事は役職等の職場における上下関係です。出席頂いている上司、同僚の中で実際に職場で誰が一番立場が上なのかを考慮して席を配置します。高砂に近い席が上座となっていますので、一番目上の方が自分たちに背を向ける形で席を配置するようにしましょう。もちろん、部署が違う等で全く関わりが無い同僚同士が隣になったりしないように多少席を変えるのは問題有りません。

親族の方の席を決める際には、必ず新郎新婦それぞれの親にどの親戚の家がどれだけ親しい付き合いをしているかを確認しておきましょう。親族間であまり良い関係で無い所や、同族でも住んでる地方が違う為にあまり顔を合わせず親交がほとんど無い状態である家同士などは分けて席を配置するのが良いです。こういった親族間の人間関係については自分たちよりも親の方が良く知っている事が多い為、親に席を決めて貰うのも一つの手です。いずれにしろ、親に相談して決めるのが良い方法でしょう。

友人の席を決める際には、それぞれ高校での友人、大学での友人、社会人での友人が居るでしょうが、それぞれのグループの友人は別のグループの友人とは知り合いで無い場合が多いですし、一人で参加している方もいらっしゃるかもしれません。席の決め方としては友人同士が隣になるように配置し、グループが異なる場合はテーブルを分けてしまうのが良いでしょう。また、一人で参加されている方がいる場合は世話を焼いてくれるタイプの友人の隣に配置して、それぞれの友人に一言添えておくと友人同士がスムーズに会話を始めることができます。

最後に、乳児や幼児を連れて参加されている方については、披露宴の最中に大人しくしておくことが難しかったり、オムツ交換や授乳等で離席しなければならないケースが多いです。なので、他の招待者の迷惑にもなりにくい出入口の近くに席を配置しておくと良いです。

席の配置は上下関係をはじめ、様々な事情を事前に情報収集しておき、的確な配置をする事が重要です。また経験者の話を聞く事で自分の配置に抜けが無いかも確認できるでしょう。招待した方がみんな満足して貰えるように考えて決めてくださいね。